インフルエンザの症状は、急に38℃以上の高熱が出る、全身筋肉痛、関節痛など、全身の症状が突然強く現れるのが特徴ですが、なぜでしょうか?
それはインフルエンザウイルスの持つ驚異的な増殖スピードに理由があります。
風邪に比べてインフルエンザは桁違いにウイルスの増殖スピードが早く、最初にウイルスに感染してから3日くらいで爆発的に増えます。
体の中にインフルエンザウイルスが1つでも入ったら、ものすごいスピードで広がるのです。
ウイルスは細胞がないと生きていけませんが、細胞にくっついて入りこんだら一気に増殖します。
1個のインフルエンザウイルスに感染すると、8時間後には100個、16時間後には1万個、24時間後には100万個と恐ろしい速さで増えていくのです。
ウイルスの増殖のスピードがとても速いこと、それがインフルエンザの症状が突然強く出る原因です。